受験勉強で最も大切なのは、毎日コンスタントに勉強を続けること。英語は、その典型的な科目といえますが、数学、物理、日本史や世界史にしても、継続した勉強をしていかないことには、本当の実力はつけられません。受験勉強においても「継続は力なり」です。とかく受験生は「体調が悪い」「気分が乗らない」などと、自分を納得させる理由を見つけては勉強を中断しようとしますが、難関校に限らず、その日の気分次第という勉強で、突破できるほど入試は甘くありません。気を緩めずに、乗り切るにはどうするか。対処法の一番は、ノルマを課すこと。「ノルマを決めて勉強している」という場合は、課し方を見直す必要もあります。具体的な課し方は、頭の中で、漠然と目安を決めるのではなく、その日に勉強する内容を一つひとつ細かく書き出す。メモにするのと、しないのとでは大違いです。メモを残せば、進行状況の自己管理がきちっとでき、追い込み時期を迎えたこの時期に、何をどう勉強すべきか、明確になります。自分を甘やかさないもう一点は、入試本番の日まで、逃げ口実になる「例外日」を絶対につくらず突っ走る。これも忘れてはならない大切なことです。
合否の結果が発表されると、毎年、予想外のことが起きるのが中学入試。もちろんそんなことにならないのがいちばんですが、万が一のときのためにどんな心構えでいたらいいのでしょうか。中学入試は気候的にも一年中でいちばん厳しいときに行われます。それだけに体調を崩すケースも多く、また一二歳と幼いだけに緊張から本来の力を発揮できなかったというケースもよくあります。入試の初日が第一志望校で、その日の合格発表で合格していれば、それで入試が終わることになります。何年間も苦労してきた受験生活のことを思えば、あまりにもあっけなく拍子抜けしてしまいますが、こんな幸せなことはないのです。こういう人にはアドバイスは必要ありません。でもこうした人は少数派ですので、そうでない場合のお話をしましょう。多くの人は第一志望校では決まらず、次を受けることになります。前もって、それぞれの受験校で「不合格」だった場合のことを考えておく必要があります。
入学試験がせまってくる。この時期になると、みんなは順調に勉強が進んでいるように感じる。そこでただでさえ焦っているあなたは、焦りがはげしくなるばかりである。なかには浪人をしている人もいるだろう。そして浪人中に好きな人が出てきて、思うように勉強ができなかったという人もいるだろう。そうなれば、この一年近い月日の生活が、他の受験生とあまりにもちがっていたような気がしてくる。「これでは、受かりっこない」と思う。「どうしよう」という不安と恐怖に悩まされる。恋の悩みに時間をとられて、受験を前にして「ああ、一年間、いろいろなことを我慢しさえすれば、すべてはうまくいっていたのに」と悔やまれる。イライラしてくる。そうなれば、恋人とのことが悔やまれて仕方がなくなる。